160m,80mアンテナ変更
2025年末に完成したマルチバンドアンテナシステムですが、問題が発生しました。
2026年の1月になり、寒い日が続いていますが、160mスローパーとATUの関係がうまく動作しません。夏場はFT8 100W送信でも問題なかったのに、最近はSWRが安定せず、FT8で100Wの送信でも最初SWR1.1くらいの状態が15秒後にはSWR5を超えます。 この現象は外気温に関係しているみたいで、昼間、外気温が10度くらいなら、15秒後のSWRは3以下ですが、160mのQSOが可能な夜間で気温が3度くらいのとき、SWR5以上となります。 出力を25W位まで落とせば問題なしです。 いくら1/4ラムダサイズのスローパーと言えども、25WではDXは無理です。 一方、3.5MHzは100W送信でも安定しており、ATUの動作も問題ありません。
原因が判りませんが、ATUから外すと問題ない事から、ATUに使用している部材の何かに異常が発生しているのかも知れません。 これを解決するアイデアがありませんので、160mのスローパーはATUを使わずに独立して設けたマッチングBOXで行う事にし、今まで、160m用ワイヤーを80mや40mのロングワイヤーとして高打ち上げ角のアンテナとしてきましたが、これが利用できなくなりますので、新たに,80m用のスローパーを追加して、これに充当する事にします。
以下は、今回変更を加えたマルチバンドアンテナシステムの全景です。
160m用以外はZATUにつながっています。 160mのみは、ベランダに置いたマッチングBOXで整合をとります。
左上がベランダのZATUの下に置いた160m用スローパーのマッチングBOXです。右上がそのBOX内の様子です。マッチングトランスは10:9の巻き数比でアンテナの推定インピーダンスは約40Ω。ワイヤーの長さが1λ/4以上ありますので、固定コンデンサと高耐圧バリコンで整合させています。
一般的に、スローパーは最高ポイントから給電しますが、私のスローパーは最高の11mポイントから3m下がった位置で給電しています。そして、GNDも約2000PF程度のコンデンサ経由で家の鉄骨につながります。一応鉄骨は16本のパイルで地下最大5mまで埋め込まれていますので、スローパーとして成立しているのではと考えています。以後、交信実績が出たら紹介する事にします。
3.5MHzでは、ニュージーランドとQSOできました。
1.8MHzでは、とりあえず近場のフィリッピンとQSO出来ました。インドネシアが見えていましたが、届きませんでした。 ただし、同じエレメント構造でZATUを使用し、東マレーシアと交信出来ていますので、コンディションの差によるものと思われます。
最高11m、長さ40mのロングワイヤーと隣の調整池を囲む約130mの金網をGNDとしたアンテナでW7(約7900Km)とQSOした実績がありますので、そこまでこのスローパーがいけるかトライします。
最新交信記録はこちらにあります。



