PWM AM送信機 VFO改善
<カテゴリ AM送信機(PWM方式)>
2018年に製作したPWM方式の200W AM送信機は、時々使っては、あっちこっち壊して出力が200W出なくなり、現在は120Wくらいです。 そこで、再度、200Wの出力が出るように改造する事にします。 当時の設計は、PWM方式のいろはも良く判っていない状態で、とにかく200Wというターゲットに突き進んだ結果、余裕がなく、補修部品が生産中止で手当て出来ず、壊れて修理する度にパワーが落ちるという状況でした。
まずはドリフトのあるVXOを止め、DDSにする事から始めます。
DDSのICは中華製のSI5351Aコピー品。 周波数表示は、これも中華製のTFT LCD。
このDDSに使われているICはSi5351Aで、秋月からモジュールとして購入したのですが、誤ってこのICに12Vを加えてしまい、壊れてしまいました。 そこで、中国から手配した、Si5351Aのコピー品にICだけ交換したもので、配線図では8pinのモジュールとして記載されています。
配線図 AMTX_VFO_with_LCD.pdfをダウンロード
このVFOの出力形態を最初正弦波にしていたのですが、例え、8Vppの電圧でも極性反転トランスを経由した場合2N7000のゲートをドライブできず、デジタル方式AM送信機に使ったCMOSゲートによる極性反転方式に戻さねばなりませんでした。
VFOプログラム AMTX_VFO_03A.cをダウンロード
AM送信機のフロントパネルに実装した状態は以下です。