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2026年8月22日 (土)

KENWOOD オシロ CS-5405の修理

中古で入手してから15年くらい、故障もなく使用してきたKENWOODのオシロ CS-5405でしたが、唯一問題がありました。

Cs5405_0

それは、上の写真の黄色の矢印で示すCH1のBNCコネクターの締め付けが悪く、プローブを抜き差しする度に、コネクターが回転し始め、ついには、GND側の接触不良の為、このCH1の端子を使えなくなりました。 そこで、フロントパネルを取り外し、BNC端子の芯線側の接続を外し、電気的にフリーになったBNC端子の裏にあるナットを締めなおす事にしました。この作業はフロントパネルに接続される全ての配線用コネクターを一旦抜いて、BNCコネクターを締め終わったら、また元通り配線コネクターを接続して完成です。 この修理は完全に成功し、再びCH1のBNC端子は使用できるようになりました。

所が、この修理が完了して3日くらい経過したあと、別の問題が発生しました。

Cs5405_1

Cs5405_2

左上は正常な状態ですが、右上が異常状態で、輝度がMaxとなり、調整が出来ません。この症状はCH1もCH2もCH3も同様です。しかも、キャビネットをたたくと直る事もありますが、反対に正常状態でたたくと、症状が発生します。 初期のころは、1日使って症状が出ない日があったりしましたが、仮に症状が出てもたたけば直るので、数か月そのまま使っていました。 最近、夏の暑い日が続くころには、かなり不安定になって異常症状の状態が多く、たたけば直りますが、すぐに異常症状になってしまいます。

なんとか修理出来ないものかと、似たようなレポートが公開されていないか、インターネットを検索すると、コネクターの接触不良、半田のクラックなどの原因が紹介されていました。 私のオシロもこれを推定原因として故障個所を探す事にします。

Cs5405_3

キャビネットを開け、プラスチックの棒であっちこっち突いていると、黄色の枠で囲んだ当たりに棒が触れただけで、正常になったり異常になったりします。BNCコネクターの修理のとき、この基板とフロントパネル間を結ぶ配線コネクターを外し、再度組み立てるとき、コネクターの差し込み口が見えない為、基板に無理な力を加えた事を思い出し、まず、配線用コネクターのカシメ部分及び、コネクターの半田付け部分をチェックし、特に半田付け部分は全端子、再半田しましたが、異常状態は解消しません。

他の配線用コネクターも全て再半田を行いましたが、効果なし。プラスチック棒で押さえるだけで症状が出たり、出なかったりしますので、黄色に囲んだ基板のどこかでクラックか半田付け不良が発生しているのは間違いない様です。

Cs5405_4

結局、この範囲をかたっぱし再半田する事にしました。そして、上の写真のようにあっちこっち所かまわず再半田を約1時間繰り返した結果、基板をたたいても押しても引っ張っても症状が出なくなりました。 どこの半田がNGだったのか判りませんでしたが、めでたく直ってしまいました。

3時間以上、エージングを行い、問題の症状が再発しない事を確認し、ケースを元にもどしました。

この基板は、測定器にしてはめずらしく、ラジアル、アキシャル自動挿入の片面基板で、ソルダーディッピングマシンによる1回きりの半田付けですが、半田の付き具合は良好でしたので、私が、配線用コネクターを挿す時、基板を少し曲げたので半田にクラックが入ったのではと、反省しています。

アナログオシロはこの100MHz用とは別に50MHz用がもう1台ありますが、使い勝手はこの100MHz用が気に入っています。 まだ当分は使えそうです。

 

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2026年8月12日 (水)

PENTAX KS1による天の川撮影

カテゴリ<天体写真 ポータブル赤道儀 自作 ステッピングモーター アンドロメダ銀河 PENTAX KS1>

PENTAX KS1にて天体撮影が出来る準備が出来たのですが、月明かりの無い晴れた夜空は1か月以上チャンスがありませんでした。 8月に入り、台風15号が関東地方に上陸した日、当地は夜遅くまで快晴で、天の川の撮影が出来る8月の最後のチャンスです。

今回は、星空撮影の最初の遠征なります。自宅から直線で17Kmくらい離れた瀬戸内海に浮かぶ大芝島(東広島市安芸津町)まで天の川の撮影に行ってきました。 車で45分くらいです。

Mikey12800m

PENTAX KS1 F5.0 f18mm ISO12800 13秒x20枚(赤道儀なし)

遠く、四国の今治市の光が輝いていますが、左手前が大崎上島、右側の奥に見える大崎下島の空に広がる天の川の撮影に成功です。

現地は農道規格の橋でつながっており、車で向かいましたが、駐車場はなく、広めの道路の路肩に止めて約40分かけて撮影しました。その間に遭遇した車は2台のみ。 幸い、撮影画像には影響はありませんでした。この場所は2日前のお昼過ぎに下見に行き、撮影場所と車の駐車位置を確かめていましたので、暗闇でも問題なし。撮影場所は「小芝島(ハート島)展望地」という所でした。

撮影に40分もかけたのは、ISO感度とシャッター速度を撮影画像に表示されるヒストグラムを見ながら最適値を探す事にした為です。 昼間の景色の撮影ではシャッター速度を半分の時間にし、ISO感度を2倍にした時、画面の仕上がりはほどんど同じに見えますが、ISO感度が高い場合、暗い部分でノイズがかすかに増えます。 今回は20枚くらいの撮影を行い、Sequatorによるスタッキングでノイズ削減をおこないますので、1回のショットで多少ノイズが目立ってもなんとかなるかもという期待から、1枚撮影しては、ヒストグラムを確認し、ISO3200、6400、12800と変更しながら、シャッター速度も最大18秒、最小10秒くらいで何枚も撮影しました。 その中で、ヒストグラムのピークが再生画像の左側3/10程度の位置になる条件にほぼ合致した、ISO6400 15秒と、ヒストグラムのピークが左側4/10くらいになるISO12800 13秒で各20枚撮影する事にしました。 帰ってから2種類の撮影画像とも、それぞれSquatorにて処理し、見比べた結果、多少ザラツキが目立ちますが、ISO12800の方が綺麗でしたので、こちらをブログに貼り付けてあります。

ただし、この連続撮影時でも、15秒シャッターON,2秒OFFのシーケンスが崩れ、ONが2秒、OFFが15秒というトグル式リモコンレリーズの欠点が2回も発生し、使えない画像を40枚も撮ってしまいました。 この事故が発生してから、連続撮影を開始する場合、必ず、カメラの電源を一旦OFFにし、再度ONにした後、スタートするよう癖付けする事にします。

当日は何十年かぶりに目視で天の川を見る事ができました。 この撮影位置から見ると、松山空港からみの飛行機やその上空が航空路となっている関係で、航空機の光がかなり映り込んでいましたが、Sequatorによるスタッキングにて除去しましたので、仕上がった画像には飛行機の光跡は写っていません。 また、シャッター開放13秒で20枚も撮るとスタックした時、地上の景色がながれてしまいますので、地上風景が流れないようにSequatorの機能を設定してあります。

ひとつだけ、失敗がありました。 今回は赤道儀を使わないので、ビデオカメラ用の三脚とカメラ、それにインターバルタイマーのみ持って出かけましたので、カメラが横位置オンリーとなり、もっと高く広がる天の川を撮影できませんでした。 次回、チャンスがある時はスチールカメラ用の3脚も持参しようと反省しています。

 

KS1の外付けモニター作成へ続く。

 

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