マルチバンドアンテナ 運用実績
2024年5月
新マルチバンドアンテナをアップして1年運用してきました。50MHzは打ち上げ角の関係で、国内もDXもダメになってしまいました。 また、ワイヤーの経時変化で24MHz以上のバンドでATUのSWRが収束しにくくなりました。 もう少し様子を見て、状況が悪化するようなら、対策を考える必要がありそうです。 原因は、ループアンテナのエレメントに使用しているアルミ線の曲がり癖が直り、ループ長が長くなったのではないかと考えられます。
自作のATUのリレーの接触不良が多発しており、このLDGベースのATUをあきらめて、バリコン式のATUを製作し、これが完成しましたので、LDGのKT-100ベースのATUと交換を行いました。 ちょうど、この交換を行った日がALL ASIAコンテストの際中でしたので、受信の確認はできましたが、サイクル25のピーク付近なのかも知れません。 ただし、このバリコン式のATUもコイルのタップ位置により偽のSWRディップポイントが存在し、完全なATUとしては無理なようです。 真のSWRディップポイントを見つける為には最初、マニュアルでコイルのタップ位置とふたつのバリコンの角度を探してやり、その後で自動でディップポイントを探すという動作が必要でした。
その時期にたまたま高耐圧のMTUのバリコンを4個入手出来ましたので、これを使ってZマッチのATUを検討する事にしました。 その為、またON AIRのチャンスが少なくなってしまいDXCCのエンティティは全く増えません。