T-F SET SW 動作せず
CWブレークイン機能が直ったと思ったら、今度はスプリット運用で使うT-F SETスィッチが受信状態では機能するのですが、送信時に周波数が切り替わりません。 またSWの接触不良だろうとチェックすると、案の定、SWがONされても、ON端子が接触しないという現象です。 ただし、このSWの接点部分には、接点復活剤は届きませんので、現在遊んでいる回路に配線を移しました。
上の回路図の赤丸で囲ったSWです。 この改造を行った後、動作が正常になったのを確認し、その日はそのままでケースインは次の日に行う事にしました。 そして翌日、ケースインをする前に念の為と確認すると、また送信時周波数が変わりません。 ここから悪戦苦闘の連続で、1週間過ぎた次の土曜日、原因が判りました。
デジタル基板の赤枠で囲んだコネクターのワイヤーがカシメ部分で折れていました。 修理の為、折れたワイヤーをコネクターのコンタクトに直接半田付けし、いざ動作テストしても、時々OKになる事は有りますが、T-F SET機能以外のFLブラックアウトとか、ピーという連続音が発生するとかの症状です。 困りはてて、コネクターを抜いたり挿したりしている内に全部のワイヤーが断線してしまいました。 対策は、部品取り用に置いてあった動作しないTS-930Sより該当するコネクターをワイヤーごと切り取り、このコネクターと断線しまくっているコネクターを根元から切断し、コネクターごと交換しました。 これで不安定現象は全て解消し、また、メイン機として使う事が出来るようになりました。