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2023年7月16日 (日)

とうとう売却処分になりました。

<カテゴリー:TS-930S>

1週間前、T-F SET機能がNGとなったのを修理したばかりでしたが、今度は、CWのブレークインが動作した後、自動的に受信に戻らないという問題に遭遇しました。 どこが怪しいのかと、配線図を頼りにコネクター周りを追いかけていると、コネクターに触れただけで、ワイヤーの断線が発生します。 切れたワイヤーをコネクターのコンタクトに半田付けして、さらに調査をつづけると、今度は別のコネクタのワイヤーが断線します。 結局、ブレークインの原因を対策出来るどころか、さらにいろいろな症状が現れ、いたちごっこになってしまいました。

このTS-930Sを修理しながら15年間も使ってきましたが、今回の故障で、修理を諦めました。 ただ、CWのブレークインだけがNGでSSB運用は全く問題ありませんので、中古無線機を買い取っている店に相談し、買い取り価格ゼロ円で引き取ってもらいました。 (実際は送料約2000円を着払いで処理頂いたので、実質買取価格は2000円)

これでメイン機が無くなりましたので、TS-850Sをメインに代えようと思いましたが、こちらも古いリグですので、最新のリグに買い替える事にします。 それまでは、移動運用に用意しているFT-991で50W運用です。

 

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2023年7月 1日 (土)

T-F SET SW 動作せず

<カテゴリー:TS-930S>

CWブレークイン機能が直ったと思ったら、今度はスプリット運用で使うT-F SETスィッチが受信状態では機能するのですが、送信時に周波数が切り替わりません。 またSWの接触不良だろうとチェックすると、案の定、SWがONされても、ON端子が接触しないという現象です。 ただし、このSWの接点部分には、接点復活剤は届きませんので、現在遊んでいる回路に配線を移しました。

Tfsw

上の回路図の赤丸で囲ったSWです。 この改造を行った後、動作が正常になったのを確認し、その日はそのままでケースインは次の日に行う事にしました。 そして翌日、ケースインをする前に念の為と確認すると、また送信時周波数が変わりません。 ここから悪戦苦闘の連続で、1週間過ぎた次の土曜日、原因が判りました。

Cnwcut

デジタル基板の赤枠で囲んだコネクターのワイヤーがカシメ部分で折れていました。 修理の為、折れたワイヤーをコネクターのコンタクトに直接半田付けし、いざ動作テストしても、時々OKになる事は有りますが、T-F SET機能以外のFLブラックアウトとか、ピーという連続音が発生するとかの症状です。 困りはてて、コネクターを抜いたり挿したりしている内に全部のワイヤーが断線してしまいました。 対策は、部品取り用に置いてあった動作しないTS-930Sより該当するコネクターをワイヤーごと切り取り、このコネクターと断線しまくっているコネクターを根元から切断し、コネクターごと交換しました。 これで不安定現象は全て解消し、また、メイン機として使う事が出来るようになりました。

 

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